記録を残す|モニタリング・トレーニング

出典:ランニング・カフェ|第33話 モニタリング・トレーニング

山地啓司(初代ランニング学会会長)
“トレーニングする”とは、からだに刺激を与え、疲労し、回復するサイクルの中でからだの適応を促すことである。刺激が適切だと効果的な適応が期待でき、不十分だと適応が遅滞し、刺激が強すぎるとけがを誘発し、回復が遅いと慢性的疲労となりオーバートレーニングになる。この刺激・疲労・回復のサイクルの中で心身の適応状態を把握し、そこに存在する問題点を認識し、その問題点を解決するために行う監視的行為をモニタリングと言う。特に、スポーツに限定する場合には日々あるいは定期的に集積されたデータをトレーニングに反映する目的で行うので、モニタリング・トレーニング(monitoring training)と言う。

以上、冒頭文章より一部を引用し、以下の文章は割愛いたします。

これは、ランニング学会の初代会長だった山地哲司先生の学会ウェブサイトのコラムです。冒頭を引用させていただき、本文は割愛していますので、是非ウェブサイトに行って読んでみてください。少し専門的な言葉もありますが、その大切さがお分かりいただけると思います。第34話では「続・モニタリング・トレーニングの必要性」についてもお寄稿されています。

モニタリング・トレーニング

最近は、スマートフォンやアプリケーションの進化で、目の前のことをすぐに写真やビデオに撮って残すことが出来るようになりました。他にも「スマート」と呼ばれるデバイスやアプリケーションは、もう無くてはならないものになりましたね。

さらに、加工したりしてSNSにシェアする。そうやって他のみんなにみてもらうことも目的ですが、自分の思い出だったり記録だったり、日常を「モニタリング」しているんですね。

弊社で昨年から開発を始め、間も無くの公式リリースを待つシステムも、まさにこの「モニタリング・トレーニング」です。

まず、目標とするパフォーマンス(マラソンやハーフマラソン、10kmのタイムなど)によりトレーニングのペースを設定し、ポラールの心拍センサーやスポーツウォッチを使って、心拍数やペースを記録し、1回のワークアウトが自分にとってどんな刺激だったのかを知ること。

さらにそれが長期間続くことでどの程度疲れていき、どの程度体力がつくのか。そして休息を入れることでどのくらい回復し、パフォーマンスはどのくらいまで上げることが出来るのか。

これがマラソンや駅伝選手の日々のトレーニングで使えれば、怪我の可能性を減らし、狙ったタイミングでベストパフォーマンスを発揮することができます。

プロのアスリートはもちろんですが、このモニタリング・トレーニングは、ランニングをこれから始める人や、長く楽しみたい人、すでに走っていてマラソン完走を目指す市民ランナーのみなさんこそ、無理なく楽しみ続けてもらうために活用していただきたいものです。

ランニング以外のスポーツでも

ランニング、マラソン以外のスポーツでも、このモニタリング・トレーニングは有効で、ラグビーやバスケットボールのチームでも、心拍センサーやGPSなどを活用して、管理されるようになっています。

モニタリング・トレーニングは、一か八かのトレーニングや怪我のリスクを見逃すトレーニングをせずに、安心・安全で効果的なトレーニングが可能になる、心強いサポートツールです。

レースタイムとテスト

マラソンやハーフマラソン、10kmのロードレースは、ランニング・パフォーマンスを評価するのに一番良いテストの方法です。大会を走ったらその記録を評価して、新たなペース設定をしたりします。

ですが、いつもレースに出るわけにはいきません。

弊社ではワットバイクを使った定期的なテストをおこなっていますが、ランニングと運動の形は違うものの、天候やアップダウンの影響を受けずに毎回同じ条件でテストをおこなうことが出来るので、ランナーや様々なスポーツの選手で活用しています。もちろん、トレーニングの中でワットバイクを使うことが多いのもテストで使う理由の一つです。

パーソナルトレーニングHERCULES CAVEではwattbike3台体制でお待ちしています

これからも、モニタリング・トレーニングをさらに磨き、進化させながらランニングやトレーニングの中でさらに広めていきたいと思います。

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