走るスピードを速くしたいということであれば、普段走っているスピードよりも速いスピードで走るトレーニングを取り入れる必要があります。
走るトレーニングでは、その代表格がインターバルトレーニングです。
下の図は、トレーニング目標に応じたトレーニング強度の「ゾーン」です。ここで言うと、ゾーン5のVO2maxがインターバルの強度になります。1kmを全力で走り切れるペースが一番わかりやすいと思いますが、時間にして3-10分程度の全力ペースです。このペースで走り、3-5分の休息をおいて3-10本繰り返すのが一般的で、走る距離や時間によって休息時間やセット数を調整します。
さらに、ゾーン6のHIITというのがVO2maxを上回る強度でおこなう「超高強度」のインターバルトレーニング強度です。これは1kmを全力で走り切れるペースよりさらに速く、400mや300m、200mといった短距離をほぼ全力で走るトレーニングになります。
ちなみに、フルマラソンやハーフマラソンの時の強度は、ゾーン2や3にあたります。
インターバルトレーニングは、高いスピードでおこなうため、近所にトラックがあればトラックを利用しておこなうのが良いかもしれません。
街中では、歩行者や車もいて危なかったり、信号やアップダウンがあったりと思うようにトレーニングができない可能性もありますので、是非近所のトラックを探してみてください。