暑い夏のスポーツではアイススラリーを使ってプレクーリングしましょう

みなさんはランニングやトレーニングでの暑さ対策はどうしていますか?

暑さに合わせた服装や水分補給、経口補水液、こまめな休憩など色々あると思いますが、「プレクーリング」という方法をご存知でしょうか?

簡単に言うと、スポーツの前に体を冷やしておくことで、スポーツ中の体温を全体的に下げる方法です。

このプレクーリングに使える効果的な方法を紹介したいと思います。

深部体温を上げすぎない

暑い中でのスポーツでは、パフォーマンスの低下や熱中症を予防するために、深部体温を上げすぎないようにしなければいけません。

深部体温は、皮膚などの表面温度とは違い、脳や臓器の温度を反映していて、通常は外気温の影響を受けにくく、一定を保つようになっています。しかし、暑い中、特に高温多湿な環境での活動や運動によってこの深部体温が上がってしまいます。その熱を逃すことが出来ずに、パフォーマンスを低下させるだけではなく、さまざまな症状を来してしまい、熱中症の状態になってしまいます。

ツール・ド・フランスで有名な自転車ロードレースでは、心拍数やパワーのモニターはもちろんですが、深部体温が測定できるセンサーを選手が装着しているチームがあり、レース中のパフォーマンス低下を防ぐ取り組みがされています。

水分補給で冷たい飲み物を飲むのは、この深部体温を上げない、または下げる目的があるからです。

しかし、冷たい飲み物を飲んだだけでは深部体温を下げきれないというのが現状で、最近ではもっと効率よく深部体温を下げるために色々な工夫がされるようになりました。

アイススラリー

アイススラリーとは、細かい氷の粒子が液体に分散した状態の飲料で、流動性が高いことから通常の氷よりも体の内部を効率よく冷やすといわれています。

ポイント
フローズンドリンクやスムージーのように氷を細かく砕くことによって流動性を持たせたものとは異なります。

引用:大塚製薬ウェブサイトより 
https://pocarisweat.jp/products/iceslurry/

アイススラリーは、液体と細かい氷の混合物で、氷やスムージーとは違うものだそうで、商品として販売されているものは、冷凍庫で凍らせて運動前後にほぐしながら飲むだけと言う手軽なものです。

この流動性が高いというのがポイントで、アイススラリーを活動や運動の前に摂取しておくことで、冷水を摂取した場合と比べてもその後の活動中・運動中の直腸温度が全体的に低く推移したという事例が多く報告されています。

直腸温度が全体的に低く推移したという持続時間ですが、事例の報告の中では50分後までは通常の冷水やスポーツドリンクと比べて低かったということなので、事前摂取から50-60分の運動でもその効果が持続していたということが言えます。

運動後に摂取するという方法だと、運動中の直腸温度は通常通り高くなってしまいますので、運動前に摂取するという「プレクーリング」が重要だと言うことがわかります。

実際試してみると、日光に当たって体の表面は暑さを感じているのですが、暑い中でも体の中はスーっと冷えている感じがします。

今日紹介したアイススラリーを使ったプレクーリング、是非試してみてください。

他にも、高温多湿な環境の中でスポーツのパフォーマンス低下や熱中症を予防する方法は色々とありますので、また紹介したいと思います。

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