真夏のランニングはフローズンで乗り越えよう!

昨日今日と関東地方はだいぶ過ごしやすい気候でしたが、ここからはどんどん暑くなり、ランニングやトレーニングでは、熱中症に気をつけなければいけませんね

みなさんは水分補給やカラダを冷やすための方法はどうしていますか?

今日は、是非試してみてもらいたい方法があるので一つ紹介したいと思います

運動前に「フローズン」を飲んでみる

「フローズン」と言えば、コンビニやフードコートで売っている、あのドロッとした氷の飲み物ですね!

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写真は夏の風物詩「かき氷」ですが、要は「走る前に氷を食べておく」という、普通は「は?!」と言われそうな方法ですが、これをちゃんと実験した方たちがいらっしゃいました。

オーストラリアのエディスコーワン大学の研究で、アメリカスポーツ医学会(ACSM)が出版しているMedicine and science in sports and exerciseという論文の雑誌に2010年に掲載されていたものです。

Ice Slurry Ingestion Increases Core Temperature Capacity and Running Time in the Heat.

RODNEY SIEGEL, JOSEPH MATE ́, MATT B. BREARLEY, GREIG WATSON, KAZUNORI NOSAKA, and PAUL B. LAURSEN
Med. Sci. Sports Exerc., Vol. 42, No. 4, pp. 717–725, 2010.

Ice Slurry(氷の懸濁液)の摂取が、暑熱環境下における核心温の耐容能とランニング時間を向上させる

【方法】実験には、10名の健康な日常的に運動をしている男性に参加してもらい、気温約34℃、湿度約54.9%の環境で限界まで走るランニングを2パターンおこなってもらった。運動前には、体重当たり7.5gの-1.0℃の氷の懸濁液を飲んだ場合と4℃の冷水を飲んだ場合の直腸温や心拍数、ランニング時間などを測定して比較した。

【結果】Ice Sulurryを摂取した場合の方が平均50.2分ランニングを続けることができ、冷水摂取の場合の約40.7分よりも、統計的に有意に長い時間走ることができた。また、Ice Slurryを摂取した方が、運動前に直腸温を約-0.66℃下げることができており、冷水の約-0.25℃に比べて、こちらも統計的に有意な差がみられた。

【まとめると】Ice Slurryを運動前に摂取することは、冷水を摂取する場合に比べて、より運動前の直腸の温度を下げておくことができ、それにより限界に達するまでの時間を延長することができるということが解った。これは、暑熱環境での大会などでアスリートも活用することができる戦略的な「事前冷却(precooling)」だと言えるだろう。

だいぶ簡単に要約してみましたが、いかがでしょうか?

家庭では、氷をミキサーでドロドロにすることで、Ice Slurryを作ることができます。
体重あたり7.5gですから、体重60kgの人は450gのフローズンを摂るということになります。これを走る前に一度に摂るのはちょっときついですね。

別の国内の研究では、これを5分ごとに5回ほどに分けて摂取していました。それでも同じような結果がでていたので、ランニング開始30分ほど前から、小分けして摂るというのでも良いのではないでしょうか。

試してみて、良い方法は取り入れる

少しでも夏のランニングやサイクリングを安全で楽しいものにするためにも、是非一度試してみて、「これは良い!」という方は取り入れてみてはいかがでしょうか?

もちろん、写真のかき氷の様に、シロップをかけすぎたりしないようにしてくださいね!実験では「ただの氷」を使っていますので、糖分などは入っていないことになります。

「アイスでも良いんじゃ無い?!」と、だんだんエスカレートしてしまう人が出てくるかもしれませんが、今回ご紹介したのはあくまでも無味の「氷」の場合ですので、素敵な勘違いをしないように気をつけましょう!

そんな事を言いながらも、私は先日自転車に乗りに出かけたとき、あまりにも暑くて途中でハロハロの誘惑に負けてしまいました!ごめんなさい!笑

ということで、夏のランニングやサイクリングを安全に楽しんでいきましょう!

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