ランナーの脚にも優しい、バイクを活用したトレーニング

皆さんは週に何キロ走られていますか?
週に50kmだと、月間200km。これは市民ランナーにとっては結構大変な距離ですね。
この走行距離をついつい追い求めてしまいがちですが、月間200kmを超えるあたりからは、脚の問題を抱える人が増えたりしますし、市民ランナーの場合は週に97〜113km(月間388〜452km)、エリートランナーでは113〜177km(月間452〜708km)を超えても、さらなるパフォーマンスアップは期待できないとも言われています。
そもそも「そんなにたくさん走る時間はない!」という市民ランナーの方も多いかと思いますが、距離を走りすぎて頭打ちになったり、脚を痛めたりしないようにするためにも、今日ご紹介するバイクを活用したトレーニングをおすすめしたいと思います。
ワットバイクでのテストとトレーニング
昨日は、今年トライアスロンのオリンピックディスタンスにチャレンジされるクライアントのトレーニングを流山市にあるNSCA Human Performance Centerでおこなってきましたが、ここにある「ワットバイク」を使ってテストとバイクのペースをつかむ練習をしてきました。
このワットバイクが優れもの。いくつかのテストプログラムが組み込まれていて、テストの結果を元にトレーニングの変数(心拍数や負荷など)を知ることができます。
しかも、PES Pedaling Effectiveness Scoreというペダリングのスキルも確認しながらトレーニング出来るので、さらに効果的なトレーニングが可能になります。
今回は「サブマキシマルテスト」というのをやりました。その結果を元に、しばらくはトライアスロンのバイク(40km)でとても重要なペーシングのトレーニングをすることになります。
ランナーもバイクトレーニングを取り入れて脚を守る
ランナーの皆さんも、このバイクトレーニングをランニングのトレーニングに置き換えておこなうことで、脚を守りながらトレーニングをすることが可能になります。
まずは週に60分。市民ランナーの皆さんでは、10kmから15kmほどの距離になるでしょうか?月間走行距離40〜60km分のトレーニングをバイクに置き換えてみるというところから始めてみてはいかがでしょうか。
もちろん、人それぞれのトレーニング状況により、何kmランニングをして、どのくらいバイクトレーニングをして・・・というプランは変わります。
他にも、ウェイトトレーニングやプライオメトリクストレーニング、スプリントトレーニングをうまく組み合わせることで、ランニングエコノミーを向上させるということは、これまでも何度か紹介してきました。
NSCA Human Performance Centerは、この全てのトレーニングをやるための環境が整っています。
- NSCA Human Performance Centerエントランス
- ベーシックなトレーニングはもちろん、スプリントトレーニングも出来ます
皆さんには、怪我をせず、長くランニングを楽しんでいただきたいと思います。
ベテランのランナーの皆さんはもちろんですが、特にこれからランニングを始めてみたいという方も、最初が肝心です!
「ワットバイクのテストやトレーニングをしてみたい」という方は、予約カレンダーのメニュー「ストレングストレーニング(パーソナル)」を選択していただき、ご予約ください。
その前に一度相談してからという方ももちろんご遠慮なく、お問い合わせからメッセージをいただければと思います。