はじめてのトライアスロンで見事にゴール!!|お客様より参戦レポートをいただきました

東京・江戸前トライアスロン出場

みなさんこんばんは!
今日は、先日開催された第5回東京・江戸前トライアスロン2015で、トライアスロンデビューをされたお客様から参戦レポートをいただいたので、こちらで紹介させていただきます!

もともと柏の葉のコワーキングスペースKOILで知り合ったママさん起業家の旦那さんなのですが、これまで、ウォームアップから走り方、日常へのトレーニングの取り入れ方についてアドバイスをさせていただき、筋力トレーニングやバイク、スイムのトレーニングをやってきました

たまに練習の様子を見に、奥様と娘さんも公園にきてくれます

○【出会い】丸顔の人

「独立してスポーツトレーナーをやっている人がいるけど興味ない?」と妻が話を持ちかけてくれたのが今年の4月ごろだったと思います。「こんなひと」と見せられたのはフェイスブックの似顔絵。気になるのはどんな経歴で何をどのように教えてもらえるかだったのですが、とりあえずスポーツの幅を広げてみたいと思っていたので会ってみることにしました。

ちなみに私は社会人になってスイミングを独学で初めて5-6年。ようやく数百メートル泳げる程度。マラソンは膝が悪く2-3km走ると痛みが出てしまいそれ以上走れなくなってしまう。バイクは触ったこともありません。という状態からのスタートです。

○【トレーニング】体のサビを落として、心拍数をコントロールせよ

トレーナーの筒井さんがまず勧めてくれたのがクックスクワットとストライダーをはじめとしたストレッチのルーティーンワーク。ストレッチはほぼ毎日風呂上りに行いうことでちょっとずつ股関節の可動域が広がっていきます。ある日、朝の電車に間に合わなくて階段を駆け上がったとき、足が軽い軽い!社会人になってこれほどスムーズに足が動くことがあっただろうか。ストレッチの成果を実感した瞬間でした。

次にトレーニング取り入れたのが心拍と速度計測機。具体的には心配計測器とGPS機能で速度計測ができる腕時計です。ランでもバイクでも心拍数を140台でキープできるようにトレーニングの強度を調整すること。それが筒井さんのアドバイス。距離や時間を基準に練習をしていた自分には新鮮なアドバイスでした。

6-9月まで毎週末しっかりトレーニングをおこないランは12-3km、バイクは30km、スイムは1.5kmぐらいまで運動できるようになりました。今年は無理かなと思っていたレースもまずは経験をと思いダメもとで参加を決め目標をもって取り組むこともよかったのだと思います。

○【レーススタート】鳴り響くエアホーン

朝方、雨が降っていてデビュー戦としては厳しいなと思っていた当日もレース前には雨も上がり気温も適度でまずまずの条件になりました。

受付、トランジッションエリアの準備、着替え・・・。何もかも初めて右も左もわからないなか手探りで準備をして間もなくレーススタート。スイム350m、バイク12km、ラン2.5km。ちょっと短いけど今の自分にあった距離。目標は完走。

ここで心拍数をチェック。日ごろのトレーニング前ならストレッチをして110-120台をキープしているはず、がなんと167。まだ全く動いていないのに見たこともない数字。壊れた?いや、どうやら緊張しているらしい。自分の体の変化にようやく気が付く自分。

そうこうしているうちに“プワーン”とエアホーンが高く鳴り響きレーススタート。海は暗く、ゴーゴーと低い音をたてる。何よりも口に入る水が塩辛い。そして人人人。プールと違いレーンのない場所で多くの人が一斉に泳ぎ始める。ぶつかる、たたかれる、蹴られる。目標のブイに向かって泳ぐが人をかき分け、潮にながされ気が付くと全然イメージしたコースを泳いでいない。まさに混沌とした状況の中で務めて体の力を抜き、大丈夫大丈夫と心を落ち着かせながら泳ぎ切る。

なかなか脱げないウェットスーツを引きはがし次はバイク。バイクはサドルをもって移動させるとかっこいいという筒井さんの言葉が浮かびちょっと冷静な自分に気が付く。そして、いつもどおりを心がけライドスタート。ここでもう一度心拍数をチェック。不安だったスイムはクリアして冷静のはずだったが心拍数は160台をキープ。大丈夫か俺?次にバイクのスピードをチェック。普段は時速25-27kmで乗っているその感覚を忘れずに走っているつもりだったがなんと時速33km。これは私にとってはギア2段ぐらい上の限界点。なんなんだ俺!自分に混乱する中「右。抜きます!」といってはるかに速いスピードで私を追い抜いて行くムキムキの選手たち。トライアスロンはこんなところなのか。と強く実感。そんななか沿道ではおじさんやらお母さんやらが一生懸命に手を叩いて応援してくれる「あなたは誰ですか。どうして応援してくれるのですか。でもとてもありがとう」

結局そのスピードは維持できず最後は時速28kmぐらいまで減速もランへ。目の前に若い女性ランナーの姿が目に入る。こいつぐらい抜いてやる。と思うも、まずは心拍数をチェックまだ160台。もはや確認の意味はない。次にスピードを確認。普段は6分30秒~7分/kmぐらいでの練習をしているし今もそれぐらいのスピードで走っているつもりだったが実際は5分30秒/kmのペース。維持不能レベル。さすがに無理と減速。遠ざかる女性ランナー。しばらく自分のペースをつかみせっせと走っていると、隣りのおじさん選手が段差につまずき転倒し地面に頭を打ち付ける。急いで関係者を呼び事態を説明して私はレース再開。心配になって振り返るとおじさんは立ち上がり走り出していた。「そうだ我々はこのレースに賭けているのだ。本当にささやかなことかもしれないけどこのレースに自分の気持ちと体で立ち向かっているのだ。」そんな気持ちが芽生え、一気に集中力が高まる。まだ体も動く。あと1kmちょっと。

「柏市からきた篠原さんトライアスロン初挑戦完走おめでとーう。」メインMCがひとりひとりのゴールをたたえてくれる。やった。

○【レースを終えて】感謝と再スタート

トレーナーの筒井さんから何か技術を教わったという意識はない(まだそのレベルに達していないのかもしれないが)。でも、とてもたくさんの機会を用意してくれた。ラン、バイク、スイム全てにおいて適切に準備してくれた。私の特性や練習の態度を見て聞いて、筒井さんのやり方を押し付けず適度に任せる。それが筒井さんのやり方なのだろう。ここまでありがとうございました。また新しい目標に向かってよろしくお願いします。

最後に、毎週末のトレーニングを快く送り出してくれた妻と娘に感謝します。ありがとうございました。

篠原さん初レース

参加した大会:第5回 東京・江戸前トライアスロン2015

大会HP:http://www.mspo.jp/tokyo-edomae/

大会の様子は、とても臨場感があって、こちらも読ませていただきながら緊張してしまいました!笑

次のステップに向けて

いつも朝早くから夜遅くまでお勤めで、なかなか時間も無い中、ご自身の日常に上手くトレーニングを取り入れられていて、そしてなによりどんどん楽しくなっていく様子もこちらに伝わってきます

今回はミニトライアスロンでしたが、これからハーフ、そしてオリンピックディスタンスへとステップアップの計画もすでにたてられていて、今日は早速トレーニングを再開してきました!

トレーニング前に話しながら、二人でわくわくしてしまいました!笑

インターバルトレーニング

こうしてレポートをいただいて、日常の中に「楽しみ」を増やしていける方を少しでも多くサポートしていきたいと改めて感じました!

篠原様、レポートをいただき、ありがとうございました。
そして改めまして、完走おめでとうございます!!

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