効果的なランニングのコツ|3つの原則

トレーニングの3つの原則で効果的なランニングを
もしも「マラソンを完走したい!」といいう目標があったら、「少しでも速く」または「歩かずに」完走したいと思いますよね!
あるいは、「少しでも元気なカラダでいたい!」「もっと疲れにくいカラダになりたい!」といった時も、今日紹介する「トレーニングの原則」に沿って続けることがとても大切です。
「継続は力なり」はまず大前提です!
では、トレーニングを開始してからから、ず〜っと毎日、毎週、毎月「同じ速さ」と「同じ時間」でランニングを続けてみたらどうでしょうか?「今よりも強く」「今よりも速く」「今よりも長く」という時には、このやり方だとちょっと効果的ではないんですね〜
もちろんそれでも「やらないよりは、だいぶマシ」ですから、無理はせずに行きましょう!
でも、人というのは、目的の物が手に入ったら、さらに欲が出てきますよね!
もしかして私だけ??(笑
こちらが、トレーニングの原則です
【過負荷(かふか)の原則】
人のカラダは、普段より「大きい力」や「速いスピード」でトレーニングされることで、強くなり、速くなります
【漸進性(ぜんしんせい)の原則】
最初は「過負荷」でも、徐々に慣れると「過負荷」ではなくなるため、少しずつ負荷を高めていきます
【特異性(とくいせい)の原則 】
「筋力を鍛えるには筋力トレーニングを」「持久力を高めるなら長距離走を」というように、人のカラダは与えられた刺激に「特異的」に反応して、強くなっていきます
例えばランニングの場合
- 最初は15分走っていたのを、5分ずつ長くして、30分を目指してみる
- 次に、最初は1kmを7分かけて走っていたのを6分半に縮めて走ってみる。その変わり、いったん時間を15分に戻す
- そしてさらに5分ずつ長くして、30分を目指してみる
- さらにしばらくは、長く走るために45分や60分走れるまで、少しずつ時間を伸ばしていく
- もっと速く走りたいけど、なかなか伸びないときは、ちゃんと筋トレを組み合わせる
本当は、5番の筋トレは最初から組み合わせてやるべきなのですが、今はこれから始める人やあまり時間もとれない方も多いと思いますので、まずは走ることが習慣になることが目標ですからね!
こうやって、少しずつ体力も日々のランニングもレベルアップしていきましょう
これはかなり昔から実践されているものだということがわかる昔話があります、簡単に紹介します!
クロトナノのミロが教えてくれること
昔々あるところに、ミロという青年がいました。ミロは古代オリンピックのレスリング選手(6回連続優勝という説)です
ミロは仔牛を大人の牛になるまで、毎日1km運んだいたそうです。仔牛が大人になる頃には、普通は大人の牛なんて担げるはずのない人間(ミロ)が、筋肉隆々のカラダになっていて、大人の牛を担いでいるではありませんか!(仔牛は毎日担いでもらえるから、太っちゃってたかもしれませんね)
こうやってミロは、自分の肉体を鍛え上げていたとおいうお話ですが、このエピソード中に、「トレーニングの原則」が隠れていますね!
しかしこのミロ、老いていく中でも強くありつづけるために、トレーニングを続けていました
そんなある日、森で木の裂け目に手を突っ込んで割るトレーニングをしていたら、裂け目に手がはまってしまい動けなくなったそうです。 そこに猛獣がやってきて、食べられてしまったということ・・・
ここでもうひとつ、ミロから学べることは、「どんなに強い人でも、不注意から事故が起きることがある」ということです
トレーニングでカラダを強くしたり、健康を目指したりする時は、「安全で効果的」なトレーニングを続けないといけないということを、忘れてはいけませんね
今日紹介した「トレーニングの原則」を、いつも走る前や筋トレする前に思い出してください!
そして少しずつ進化するトレーニングを続けることで、必ず目的を達成することができます
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