そこまでやるか!!

リスクとリスク
「ロコモティブシンドローム」という言葉をご存じですか?
筋肉や骨、関節などに問題を抱えていたり、筋肉量が減ったり、筋力が落ちたりして転倒のリスクが高まってしまう
またはさらに色々な疾患の可能性を高めてしまう
つまり、筋肉や骨の問題が、寿命に関わるようなリスクを高めてしまう
簡単に言うとそういう事です
もう一つのリスク、それは、「高齢の人にこんな危ないトレーニングして良いの?転んじゃうよ?」
これも「リスク」です
どちらのリスクも減らしたいですよね。でも、二つ目のリスクを避けたいがために、一つ目の重要なリスクを高めてしまう可能性もあるのです
私は、どっちのリスクも減らしたい!!
市民向け講座での取り組み
私が担当している市民向けトレーニング講座(中級)では、スクワット、プッシュアップ、なども取り入れています
もちろん、深くしゃがむスクワットで負荷もかけます。プッシュアップも同じです
そのための準備は、講座開始からしばらくの期間を使ってやります
だから、スクワットもプッシュアップもみなさん上手にできるようになります
そして最終段階では、負荷をかけたスクワットや、ジャンプエクササイズ、ラダートレーニングなども取り入れていきます
残すところ3回となった今年度のトレーニング講座、昨日のラダーセッションの様子です!
http://youtu.be/6S1Lo2wji-o
本当にやらなければならないことは?
こういった市民向け講座では、おそらく「〜体幹トレーニング」などの講座が人気があるかもしれません
「無理なく安全な」という言葉も、よく耳にします
もちろん、「安全」には細心の注意を払わなければいけませんし、私も安全に関する注意、皆さんへのリスクや注意事項の説明、さらにそこまでの準備をしつつ、最初は「これは無理じゃないの?」と言っていた皆さんにも、普通にやってもらえるように頑張ります
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」
小学校の時の校長先生が、朝礼の時にいつも言っていた言葉、おっしゃる通りです!!
一つのリスクを恐れているがために、一番恐れていたリスクも高める可能性があるというのは、本当は「リスクマネージメント」じゃないんじゃないでしょうか?!
と思っています