オートバイのマラソンとも言える鈴鹿8耐に向けて その②

過酷なレースに備えた鍛錬の時期
先日、オートバイの鈴鹿8耐に出場する小室旭選手のトレーニングについて紹介しました。
https://www.sprint-hercules.com/2016/04/04/mototraining/
7月末に開催される、鈴鹿8耐までは、もう2ヶ月をきっていて、いよいよ追い込みの時期になります。
小室選手は、ご自身がプロライダーでもありますが、若手選手のコーチングやメカニック、さらにはサーキットでのアドバイザーのお仕事などもされているので、結構忙しいんです。
そんな中でも上手く時間をやりくりしていただき、一緒にトレーニングをしています。
- バイクトレーニング
- 白石峠
- 平均勾配8%
- 課題がわかりました
このところはバイクを使ったトレーニングを中心にしていましたが、その中でどんどん課題になる部分もわかり、「これはあれしかない!」ということで
低酸素トレーニング
本番まではなかなか時間も無い中で、何とか8耐を走りきれる体力をつけなければいけませんが、そんな時に以前からずっとお世話になっているウィンゲートさんの施設に、低酸素室ができるという話を聞き、これは活用するしかない!ということで、お願いして利用させていただくことになりました。

酸素濃度を示すメーターです
「低酸素トレーニング」は、部屋の中の酸素濃度を「高地」と同じにして、よく陸上や水泳、スキーやスノーボードの選手がやっているような「高地トレーニング」を低地にいながらおこなえるというものです。
よく、中国やスペイン、アメリカの高地でアスリート達がトレーニングしているところがテレビなどでも紹介されていますよね。
この低酸素室の中でトレーニングをすることで、同じトレーニングを普通の酸素濃度でおこなった場合より、より効果的になるというのが、「低酸素トレーニング」のすばらしいところです。
- まずは体力測定から
- いざ入室!
- これが低酸素室です
- インターバルトレーニング
- よくもがきました
体力測定やトレーニングをやっている時は、ポラール社のセンサーを使って心拍数を測定しながらです。運動の強度がきちんと把握できるので、これも効果的にトレーニングをするためにはとても大切ですよ!
昨日は、体力測定やインターバルトレーニング、筋力トレーニングの導入を無事に終え、いよいよ追い込みの時期がスタートしました。
- 背中も大事
- 押す力も大事
- こうなります
- お尻も大事
- もちろんこうなります
また鈴鹿8耐への道はちょくちょくご紹介しますので、皆さん是非小室選手の応援を宜しくお願いします!
低酸素トレーニングに興味のある方は、是非ウィンゲートさんに連絡してみてくださいね!→ホームページ
“オートバイのマラソンとも言える鈴鹿8耐に向けて その②” に対して1件のコメントがあります。