オートバイのマラソンとも言える鈴鹿8時間耐久ロードレースが終了しました

これまでもブログで紹介してきましたが、
https://www.sprint-hercules.com/2016/06/07/mototraining2/
トレーニングサポートをしていた、プロライダー小室旭選手が参戦した、”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会が、7月31日(日)に、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。
期待通り、予定通りのレース展開
この時期は、ただ歩くだけでもすぐに汗が噴き出てくる暑さですが、そんな中、レザースーツやヘルメットといった重装備でマシンを走らせなければいけません。路面の温度は50℃を超えていて、30台近いチームが転倒し、14チームがリタイヤするなど、まさにサバイバルレースでした。
そんな中、小室選手のチーム、#62 TEAM MASSA-Rは、総合27位、SSTクラス2位表彰台という素晴らしい結果で完走されました!(※SSTクラスは、「スーパーストック」というカテゴリーで、市販車のベースから改造範囲がかなり制限されています)
チームにとっては、参戦3回目にして初の表彰台。チーム代表の茂木選手にお聞きしたところ、「昨年一昨年は、トラブルもあったけど、今年はノートラブルだし、走りも予定通りでした!」とのこと、タイヤ交換などのピットワークもバッチリだったそうで、まさに「チーム力」の強さあっての結果ですね!
TEAM MASSA-Rの参戦企画書にもあった、オヤジたちの「意地」からの「闘己」を、間近で感じることができました!皆さん本当にカッコよかったです!!
TEAM MASSA-Rの皆様、改めまして本当におめでとうございます!
- レザースーツにSPRINTロゴを入れていただきました
- スターティンググリッド
- 走りながらも水分摂取
- キャメルバッグに水を入れてるところ
- ゴールを待つピット
- ライダーの皆さん素敵な笑顔
- 帰ってきたパパを家族で祝福!(涙)
- このゴールでの笑顔のために頑張りました!
低酸素トレーニングの効果を本番で実感
4月にスタートした小室選手のトレーニングですが、「短いトレーニング期間」ということはお互いに理解していて、その中でどうやって効果を出していくかということになりました。
そこで、神の手が差し伸べられました!
以前からお世話になっている、ウィンゲートトレーニングセンター(板橋区)に、低酸素ルームがオープンするという情報を入手したので、早速問い合わせたところ、6月から使えますよということで、すぐにお願いし使わせていただくことになりました。
この中でのトレーニングはとてもつらく、写真と言えばもがいているところや、出し切って倒れ込んでいるところばかりでしたが、そこはさすがプロライダー、しっかりとトレーニングをこなし、測定結果も改善していました!
- 測定の結果も見事に改善
- 無酸素パワーテストの結果もアップ
- 最後のセッションでは、当日使えるサプリメントを提供
- 整骨院も併設されています
- 血液の酸素飽和度は80%代になります
- インターバルではいつもヘトヘト
- 必死にもがいて自転車をこいでいます
- 心拍数もPOLARで測定
そして迎えた本番ですが、実際にどう効果がみられるか、それが一番気になるところでした。
ゴールして戻ってきた小室選手の第一声が、
「全然余裕!トレーニングに比べたら全然楽だった!!」
でした。
私も自信はありましたが、やはり効果を実感してもらえるまでは、ドキドキします。そんな中で本番で実感してもらえたことは本当に嬉しかったですし、レースしている姿は、プロライダーとしての走りをきっちりしていながらも、思いっきり8耐を楽しんでいるように見え、それが何よりでした。
御礼
この短期間でのトレーニング効果は、本人の頑張りはもちろんですが、低酸素ルームでの充実したトレーニングができたことで得ることができたものだと思います。
最後になってしまいましたが、低酸素ルームを利用させていただきました、合同会社ウィンゲート様には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
これからも、たくさんのライダーが低酸素ルームを利用しに行くことになると思いますので、引き続き、宜しくお願いします!
※一番苦しい時期に、テンションを上げるために一緒に観たモチベーションビデオ。ご覧下さい!ちょっとだけ、最後の部分は改造しておきました。